ビザ申請

パスポート

外務省 パスポート A to Z に掲載されている書類を全部そろえて、住民登録をしている都道府県のパスポート申請窓口で申請。申請から受領までに、土・日・休日を除いて通常1週間程度かかります。受け取る際には次のものを持って、必ず本人が交付(申請)窓口に行ってください。

□ 申請の時に渡された受理票(受領証) 
□ 申請の時に提出し、自宅に送られてきたはがき 
□ 手数料(必要額の収入証紙及び収入印紙を受領証に貼付)

I-20

I-20 とは、Certificate of Student Status (入学許可証) のことです。学生ビザ(F-1ビザ)を取得するには、まずこの書類をOlinから(別の大学のサマースクールに行く場合はその学校からも別に)送ってもら う必要があります。学校側からの指示にあると思いますが、口座の残高証明(社費の人は会社発行の財政証明書)を送付し入学頭金を納入すれば送付されます。

F-1ビザは、I-20とセットで初めて有効と見なされるため、運転免許取得時や海外旅行に行く際もパスポートと一緒に持って行かなければならないほか、出国前にはOISS担当者の裏書きが必要です。

ビザ

一般的に学生本人のビザはF1、配偶者はF2で、申請手続きは下記のとおりです。 
 

申請手続き

1. 大学から申請書類を受領、記入後返送 
2. 大学側で事務手続、終了後の書類を本人に返送 
3. 大使館の面接予約及び書類作成 
4. 終了後の書類を持って米国大使館へ行き、面接 
5. 問題がなければ、3日から2週間程度でビサ受領(自宅へ送付)
 

注意点

1) 大学から申請書類を受領、記入後返送 
I20の記入事項で特に難しい点はありません。財政証明については派遣の方は過去の書式を使えば全く問題ないでしょう。私費の方は銀行の残高証明書を取得して下さい。なお、残高証明書は渡米後の賃貸契約などでも必要な場合があるので、複数用意するといいでしょう。

2) 大学側で事務手続、終了後の書類を本人に返送 
大学への入学許可証の申請は大学からの書類受領後、すぐに記入して下さい。米国では事務処理に予想以上の時間がかかります。また特に締め切り間際になると、全世界から送られてくる書類をこなすため、担当者の負担が増すことも考慮しておいて下さい。

3) 大使館の面接予約及び書類作成 
書類を無事に発送したら、大使館の面接予約を取りましょう。基本的に書類の返送期日と渡航予定日との兼ね合いになりますが、下記の点を十分考慮して日取りを決めてください。

5月中旬以降になると、ビサの申請で大使館が込み始めます。このため、早いときであれば3-4日程度で 発行されるビサが2週間以上かかることもあるようです。また、一旦ビサが発給されるとビサ記載の日付まで米国に入国することができません。仕事などで頻繁に渡米される方はご注意ください。

JTBや近畿日本ツーリストといった旅行代理店の中には、書類作成や予約を含めた申請手続きを有料で代行してくれるところもあります。これらのサービスは費用対効果の面では意見の別れるところですが、個人的には本人が記入しても問題ないという感触でした。

4) 終了後の書類を持って米国大使館へ行き、面接 
時期にもよりますが、大変込みます。予約時間に関わらず、9時前には到着しておく方が良いでしょう。

5) 問題がなければ、3日から2週間程度でビサ受領(自宅へ送付) 
特段ありませんが、一緒に送付されてくる書類I20はパスポートと必ずセットにしておいてください。ビサはパスポートの1ページに貼り付けられています。これらはセットでないと有効ではありません。

その他

 

F2ビサでは単位が付与される授業をとることはできません。配偶者の方が大学等で単位を取得する場合に は、別途F1ビザをとる必要があります。この場合の手続きは個別事項になりますので、各学校の担当者とよく相談してください。尚、一旦F2ビサで入国した 後にF1ビサを取り直すことも可能なようです。