【Class of 2017】

 

   
◆職歴:金融(アセットマネジメント)
◆形態:社費 
◆Why MBA?
勤務先での業務を通じて、国内市場が今後大きな成長が見込めない中でも、国内業務に特化し続ける会社を見ていて、今後海外展開等による業務の国際化が必要になった時に、先端でプロジェクトをリードできる様になりたいと考えていました。特に、以下のような知識/経験等の必要性を感じたため。知識面では、これまで業務を通じて習得したファイナンス知識を体系化するとともに、マネジメント/マーケティング関連知識の習得の必要性を感じたため。   ソフトスキルの面では、出向先で出会った海外経験が豊富な人達と仕事をする中で、国際経験および、多様な価値観を持った人達の中でも発揮できるリーダーシップを高める必要性を痛感したため。  出張以外での海外経験がない中で、今後の自分の更なる成長には、自分の世界観をより広げていく必要があると感じたため。
◆スケジュール
2014年1月下旬:社費留学生に選抜される。
2014年2月:TOEFL初受験80点。以後継続的に受験
2014年6月:TOEFL90点半ば。勉強はTOEFLが中心。
2014年8月:TOEFLが90点後半から上がらなく焦る。
2014年9月:ようやく本格的にGMATに着手する。
2014年10月:GMAT:640(最終スコア)
2014年11月:この頃からエッセイの作成を本格化させる
2014年12月:エッセイ作成に時間がとられ、テスト関連の時間が取れない状況が続く。TOEFL98点(最終スコア)2015年1月:7校に出願。正月返上でエッセイ作成を続ける。
2015年3月:Olinインタビュー。インタビュー翌日合格の連絡をもらう。その他数校のインタビューを辞退
2015年4月:最終的にOlin進学を決定 
◆総括  
テスト関連
TOEFL:個人的にはTOEFLはテクニックだけで高得点が出せるテストではないと認識することがスタートであると思います。本質的な英語力の向上が無いと、高得点は難しいと思います。そのため、勉強も辛抱強く地道なトレーニングを続けることが重要になってくると思います。TOEFLは4つの分野からなりますが、リーディング以外は必ずリスニングに絡んだ問題が出題されるため、リスニング力を早く強化することが最大のポイントだと思います。私は、リスニングについてはシャドーイングを徹底的に実施しました。シャドーイングをしている自分の声を録音して、聞き取れていな部分の確認をしました。時間はかかりますが、地道にやると効果的なトレーニングだと思います。
GMAT:GMATはTOEFLと違いテクニックの占める割合が大きいかつ、リーディング力が試される試験だと思います。ただ、やはり基礎となる構文把握力+単語力は重要であることは間違いないです。そのため、試験勉強をする中でも、テクニック的な部分を意識しながらも、基礎となる英語力をつけることも忘れずに取り組むことが重要だと思います。私は関西にあるH塾を利用しました。Verbalについては、単元別を3周以上こなすとともに、特にSCは全ての選択肢に対して正解・不正解の理由を答えられるようにしました。また、一問ずつ本番と同じ時間制限を課して問題演習に取り組みました。MATHについては、どうにかなるかと考え後回しにしてしまったため、問題演習への取り組みが遅れて、エッセイ作成が本格化してきた時期にやっと問題演習に着手したため、点数が安定するのが遅れてしまいました。MATHは早い時期から取り組み、点数を安定させてからVerbalでの高得点を期待するのが王道だと思います。
エッセイ/インタビューエッセイ:カウンセラーと週に一回程度スカイプ等でやり取りをしながら作成をしました。エッセイ作成に際しては、やはり自分の過去を振り返り、具体的な事例の中から自分の特徴を引き出していくことが大事だと思います。それに加えて、自分の将来像を明確にすることで、たいていの質問に対しては答えとなる基本的なストーリーは出来上がると思います。私は、その後の英語での文章作成に際して、エッセイカウンセラーを活用しました。カウンセラーはあくまで補助役で、基本的なストーリーは自分で作るべきだと思います。
インタビュー:インタビューについては、徹底的に練習すべきだと思います。想定質問を作成し、それに対する回答を作り、ナチュラルに英語で話せるようになるまで何度も練習しました。あまりやりすぎると機械的に聞こえるという人もいますが、ネイティブも何度も練習して望んでくるインタビューですから、練習し過ぎるぐらいが日本人にはちょうどいいと思います。
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◆職歴:電力
◆形態:社費
◆Why MBA?電力自由化を踏まえ、業界が変わりつつあり新たな知識が必要になるなどテクニカルな面での需要もいろいろあったが、一番は自分自身がCompetitiveな存在にならなければ結局何も変わらない!という強い決意があったため。大変な環境に身をおいて武者修行したいと思ったため。 
◆スケジュール
□2014年3月:プレゼンなどを経て社内選考合格。TOEFL905点。
□2014年4月:TOEFL初受験81点。アゴスに通い始める。
□2014年6-7月:GMAT受験対策を始めるも、なかなか手が回らず中途半端な状態で勉強を続ける。のちに、GMATはTOEFLより難易度が高いこと、一気呵成での勝負のほうが効率がよいことを知り、時間を大幅にロスする。
□2014年8月:TOEFL5回目99点。この後、11月まで90点から99点までの幅を彷徨うことになる。アゴスの授業については、GMAT以外あまり効果がないと感じ始める。
□2014年9月:2度のreschedule を経てGMAT初受験。「初受験でGMAT終える人もいるらしいよ」「あの試験は運の要素が大きいね」などの巷の噂を胸に抱きながら受験した結果、570点で撃沈。
□2014年10月:GMATに全てを費やし2度目の受験するも、スコアが大幅にダウン。大人になって本気で泣いた(家でこっそり)。泣いている余裕もないので、TOEFL, GMAT, Essay の悲愴三重奏をこなすことに。アゴスのカウンセラーとエッセイを作成。
□2014年11月:スラムダンクの安西先生の「諦めたらそこで試合終了ですよ」の言葉を胸に、再度勉強しGMAT3回目受験。640点。そこそこの点数に小躍りしながら帰路につく。同月末、TOEFL 101点。いろいろと実り始める。
□2014年12月:GMAT4回目。前回でコツを掴んだ感じがしたので、今回は絶対伸びる!と思いながら受けた結果、放送禁止レベルの低スコアを記録。TOEFL 106点獲得(出願スコア)Ohio Fisherに出願。1ヶ月後、Skypeでinterview となり合格。□2015年1月:GMAT5回目受験。最終的に650点を獲得し、まずまずの結果となる。Olin, Emory, Indiana, Darden, Texas McCombs に出願。□2015年2月:Darden 除く全校からinvitation もらうも、2校からWaitlist 1校不合格。
□2015年3月:Olin interview @東京。面接翌日合格通知をもらう。上記某大学のwaitlist 戦略に翻弄されるのに嫌気がさしたこともあり、olin進学を決断。
◆総括
苦しい受験期間でしたが、最終的に実りあるものになったのでよかったと思います。とにかく受験期間中はさまざまな情報が飛び交い、それに踊らされることになるので、メンタル的には厳しかったです。今になってわかるのは、TOEFL GMATともにテクニックの試験ではない、ということですね。テクニックで乗り切る人もいるかもしれませんが。実力があれば、多少難易度の変化があってもぐらつかない、安定したスコアレンジに収まるようにできているという意味で、両方ともいい試験なんだなあと思います。  TOEFLは最終的に106出ましたが(R28、L27、S26、W25)全部のセクションが揃うにはやはり例にもれず苦労しました。Rは単語(3800)と問題研究、Lはシャドーイング、暗唱などの体育会的トレーニングとスクリプト分析、Sはネタ作りと発音(大事)、Wはテンプレとタイピングの早さなどが鍵になると思います。 GMATについては、よくわかりませんがMathで非常に苦労しました。国立文系ですが、経済、商など数学をある程度大学でもやられている方でないと、あまりMathを侮るのは得策ではないようです。GMAT Official guide やPrep で49、50をコンスタントに取れているのに本番であまりに難しく、ひどい時は43くらいまで落ちました。気づいた時には手遅れでしたが、今となってはGMAT prepの追加問題集(オンライン購入)のHardをできるようになるまでしっかりやりこむべきだなと思いました。また、イージー問題を落とさないということもかなり大きい要素になるようです。   ビジットは都合上できなかったため他校との比較はできませんが、Olinはキャンパスが非常に美しく建物の綺麗です。ビジットの際はぜひお声がけください!在校生一同歓迎いたします。  
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◆職歴:化学
◆形態:社費
◆Why MBA?
□米国シェール革命の影響を受け、既存事業からの撤退・新規事業への進出が今まで以上にスピーディーに進んでいく中、自身がマネジメントの立場になった時のことを想定し、様々なバックグラウンドの学生が集う中でのinteractionを通じて自身の引き出しを増やしたかった。□20代最後の2年間で何か大きなチャレンジをしてみたかった。□今までの人生で形成された自身の価値観を見つめ直し、より懐の深い人間になりたかった。 
◆スケジュール
□2014年1月:社内選考への応募を決めTOEFLの勉強を開始。尚この時点でTOEIC790点。初めはOfficial Guideを読むことすら出来ない状態も、歯を食いしばり勉強開始。
□2014年3月:社内選考通過。
□2014年4月:TOEFL初受験64点。
□2014年5月:GWにAGOSでGMAT Verbal集中コースを受講。TOEFL2回目76点。John Coukeとカウンセリング契約を結ぶ。□2014年6月:TOEFL3回目69点。4回目83点。一応ここまで順調にスコアが伸びているため秋ごろには100点を超えれるだろうと大きな勘違いをする。
□2014年7月:GW以来GMATの勉強を再開。またResumeの作成に取り掛かる。AGOS夏祭りをはじめ、学校説明会に片っ端から参加。
□2014年8月:TOEFL85点。大きな上昇が見られず焦りだす。GMAT初回受験を検討するも、GMAT prepで500点を叩き出し受験を先延ばしする。エッセイネタ出し開始。
□2014年9月:いくら対策しても20点を超えないSpeakingを何とかするためE4TGへの通学を開始。GMAT初受験で530点を叩き出し記憶を失う。またTOEFLは85点より上がらずいよいよ追い込まれ始める。
□2014年10月:TOEFL、GMAT、Essayを同時並行で進め睡眠時間が5時間を切り出す。またこの頃から切羽詰ってきて電車の中でもシャドーイングをするようになり不審者となる。GMAT2回目580点。
□2014年11月:このままでは本当にまずいと思い、上司に依頼し9連休を取得しひたすらテスト対策をする。GMAT3回目570点。このままではどこにも受からない・・と悲壮感Maxになる。
□2014年12月:TOEFL12回目で94点、年末に受けたGMAT4回目で640点を取得し少しだけ安心する。年末年始は家にこもりひたすらApplicationを作成。
□2015年1月:Olin含む5校に出願。1校とSkypeでInterview。
□2015年2月:Olin含む4校にビジットしInterview。Olinと他1校より合格通知を受領。
□2015年3月:2校不合格。1校Waitlist。悩んだ末、月末にOlinへの進学を決める。 
◆総括
上記の通り、とにかくスコアメイクに苦しみました。GMATのVerbalは終盤何となくコツが分かり34点まで上がりましたが、MathとTOEFL全セクションについては幾ら勉強しても自分の中で確たるものが掴めず大いに苦労しました。反省点としては、TOEFLはやはり勉強開始が遅すぎたという点です。テクニックの部分もあると思いますが、やはり単語力・読解力・リスニング力といった基礎英語力が重要になってくるテストと思うので、TOEFL対策に固執せずとも極力早い段階で英語力向上に取り組むことが大事と思いました。またMathは大学受験で数学を使用しており、殆ど勉強せず初回で49点が取れたため油断したら最終的には44点まで下落してしまいました・・。GMAT高得点のためにはMathで49点以上はマストと思うので、簡単だからと言って決して油断せず継続しての対策が必要と感じました。 また、良かった点としてはテストスコアが全く揃っていない中ではあるものの、早い段階からエッセイのネタ出しを実施したことです。最終的なスコアは芳しくありませんが、合格を頂けたのは間違いなく自信を持ったエッセイに仕上げることができたからと認識しています。方法としては、まず自身の過去の行動を振り返りそれに全てWhyを問いかけ答えを模索していきました。この作業の結果過去の行動には共通した「判断基準」が存在しており、それに潜む自身の「コアバリュー」を理解できました。エッセイ執筆にあたっては、それらをもってWhy MBA? Why this school? に対して論理的な回答が出来たと思います。従い、テストスコアに気が向きがちですが、エッセイ準備の早期開始は受験を乗り切るうえで重要なファクターと思いました。 Olinについては、小規模で大都会に所在していない学校をターゲットとしていたこともあり自然と候補に挙がってきましたが、いざセントルイスに移り住んでみてその良さを改めて実感しております。まだMBA本科が始まっていない中ではありますが、大学職員はじめ街の人が本当に親切で(これは純ドメにとっては本当にありがたいです)、人生最後の学生生活をとても美しいキャンパスで日々過ごしているのは本当に幸せです。Olinに興味を持って頂いた受験生の方は、是非とも一度お越し頂き美しいキャンパスを見て頂きたいと思います。在校生一同、心よりご連絡をお待ちしております。  
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◆ 職歴: 金融
◆形態: 社費 
◆Why MBA?□ 会社のグローバル経営体制が整いつつある中で、グローバルな人材として活躍していくための知識とリーダーシップを養い、ネットワークを築きたいと思ったため。 
◆スケジュール
□ 2014年3月: 社費留学生になったと突然内辞を受ける。TOEFL勉強開始。
□ 2014年4月: TOEFL初受験61点。日本人カウンセラー(木下さん)と契約。
□ 2014年6月: TOEFL91点。GMAT/Mathをマスアカ、SCをY.E.S.で受講開始。
□ 2014年7月: AffinityでGMAT/CR受講開始。
□ 2014年9月: TOEFL99点。GMAT初受験450点。
□ 2014年11月: TOEFL再び99点。GMAT510点。
□ 2015年12月: GMAT610点(1回目出願スコア)。エッセイ作成を本格的に開始。ネイティブカウンセラー(Matthew)と契約。
□ 2015年1月: TOEFL100点(出願スコア)。GMAT570点。スペインと米国の6校に出願。インタビューレッスン開始。
□ 2015年2月: 6校ビジット。世界一周する。
□ 2015年3月:6校のうち 2校合格、1校ウェイトリスト入り。米国のOlinを含む4校に追加出願。
□ 2015年4月: GMAT660点(2回目出願スコア)。4校ビジット。Olinから面接の場で合格をもらう。校風や街が気に入りOlin進学を決断。 
◆総括
受験全体を通して、最後の最後まで本当に苦しい戦いでした。しかし、諦めないでやれば結果は出る、と自分に言い聞かせてやってきたことで、受験を乗り切ることができました。みなさんも最後まで自分を信じて頑張ってください。以下、私のTOEFLとGMATの勉強法などを簡単に紹介しておきます。 TOEFLについて、スコアが上がらない時期が長く続き、出願スコアの100点が出たのは年明けの1月というギリギリのタイミングでした。勉強方法ですが、RはWeb TOEFL、LとWはY.E.S.、SはE4TGで基本を学びました。さらにRは単語の暗記、英語本や雑誌の読書、Lはシャドーイング、CNN SNの聞き込みを毎日行い基礎力を伸ばしました。その後は過去問を集めひたすら問題を解き続ける毎日でした。とにかく自分の確立した勉強法を地道に継続することが重要だと実感しました。なおTOP20位のスクールに入るにはやはり100点は必要だと思います(当初99点で出願したスクールに100点の報告をしたところ、数時間以内にほぼすべての出願校から面接のインビテーションが来ました。) GMATについて、最後までTOEFLに追われたこともあり、5回目の受験で初めて600点後半が出ました。勉強法として、スケジュールに記載の通り複数の予備校で基本を学び、その後は毎日模擬テストを行いました。私はマンハッタン(6回分)とカプラン(5回分)のプラクティステスト(Webテスト)を使い、其々30回(6×5周)、10回(5×2周)テストを行いました。マンハッタンは解説が丁寧なので全セクションの考え方を再確認するのに非常に有益でした。またどちらも本番同様の環境で受けられるため、GMAT独特の採点方法や時間管理の感覚を体にしみこませることができました。GMATでは読解力の向上がすべてのセクションに通ずる攻略法ですので、上記に加えて、経済誌の中では難しいといわれるThe Economistを毎日1時間読み、知らない単語は覚えました。本番では、Mathは1問2分で全問回答し、VerbalはRCの後半2パッセージをランダムクリックする以外は全問回答することを心がけました。読解力の向上および本番形式での特訓がお勧めです。 最後にビジット&面接についてですが、可能であれば、面接はビジットをしてから行った方がよいと思います。ビジットをすることによって街を知り、人を知り、大学の文化を肌で感じることができます。これにより自分の大学へのフィット感を感じることができます。この体験は面接において大きなプラスになると思います。Olinの場合、他の出願校に比べて校風や街が気に入りフィット感を感じたため、予め用意していたWhy Olinのアイディアに、ビジットで体験した具体例を交えて話しました。これにより説得力のある話ができたと同時に、面接官に共感してもらえるような話もでき、会話のやり取りがスムーズになりました。結果的にですが、ビジットして自分がフィットすると感じた大学からは合格をもらえたと思います。 

【Class of 2017】

 

   
◆職歴:金融(アセットマネジメント)
◆形態:社費 
◆Why MBA?
勤務先での業務を通じて、国内市場が今後大きな成長が見込めない中でも、国内業務に特化し続ける会社を見ていて、今後海外展開等による業務の国際化が必要になった時に、先端でプロジェクトをリードできる様になりたいと考えていました。特に、以下のような知識/経験等の必要性を感じたため。知識面では、これまで業務を通じて習得したファイナンス知識を体系化するとともに、マネジメント/マーケティング関連知識の習得の必要性を感じたため。   ソフトスキルの面では、出向先で出会った海外経験が豊富な人達と仕事をする中で、国際経験および、多様な価値観を持った人達の中でも発揮できるリーダーシップを高める必要性を痛感したため。  出張以外での海外経験がない中で、今後の自分の更なる成長には、自分の世界観をより広げていく必要があると感じたため。
◆スケジュール
2014年1月下旬:社費留学生に選抜される。
2014年2月:TOEFL初受験80点。以後継続的に受験
2014年6月:TOEFL90点半ば。勉強はTOEFLが中心。
2014年8月:TOEFLが90点後半から上がらなく焦る。
2014年9月:ようやく本格的にGMATに着手する。
2014年10月:GMAT:640(最終スコア)
2014年11月:この頃からエッセイの作成を本格化させる
2014年12月:エッセイ作成に時間がとられ、テスト関連の時間が取れない状況が続く。TOEFL98点(最終スコア)2015年1月:7校に出願。正月返上でエッセイ作成を続ける。
2015年3月:Olinインタビュー。インタビュー翌日合格の連絡をもらう。その他数校のインタビューを辞退
2015年4月:最終的にOlin進学を決定 
◆総括  
テスト関連
TOEFL:個人的にはTOEFLはテクニックだけで高得点が出せるテストではないと認識することがスタートであると思います。本質的な英語力の向上が無いと、高得点は難しいと思います。そのため、勉強も辛抱強く地道なトレーニングを続けることが重要になってくると思います。TOEFLは4つの分野からなりますが、リーディング以外は必ずリスニングに絡んだ問題が出題されるため、リスニング力を早く強化することが最大のポイントだと思います。私は、リスニングについてはシャドーイングを徹底的に実施しました。シャドーイングをしている自分の声を録音して、聞き取れていな部分の確認をしました。時間はかかりますが、地道にやると効果的なトレーニングだと思います。
GMAT:GMATはTOEFLと違いテクニックの占める割合が大きいかつ、リーディング力が試される試験だと思います。ただ、やはり基礎となる構文把握力+単語力は重要であることは間違いないです。そのため、試験勉強をする中でも、テクニック的な部分を意識しながらも、基礎となる英語力をつけることも忘れずに取り組むことが重要だと思います。私は関西にあるH塾を利用しました。Verbalについては、単元別を3周以上こなすとともに、特にSCは全ての選択肢に対して正解・不正解の理由を答えられるようにしました。また、一問ずつ本番と同じ時間制限を課して問題演習に取り組みました。MATHについては、どうにかなるかと考え後回しにしてしまったため、問題演習への取り組みが遅れて、エッセイ作成が本格化してきた時期にやっと問題演習に着手したため、点数が安定するのが遅れてしまいました。MATHは早い時期から取り組み、点数を安定させてからVerbalでの高得点を期待するのが王道だと思います。
エッセイ/インタビューエッセイ:カウンセラーと週に一回程度スカイプ等でやり取りをしながら作成をしました。エッセイ作成に際しては、やはり自分の過去を振り返り、具体的な事例の中から自分の特徴を引き出していくことが大事だと思います。それに加えて、自分の将来像を明確にすることで、たいていの質問に対しては答えとなる基本的なストーリーは出来上がると思います。私は、その後の英語での文章作成に際して、エッセイカウンセラーを活用しました。カウンセラーはあくまで補助役で、基本的なストーリーは自分で作るべきだと思います。
インタビュー:インタビューについては、徹底的に練習すべきだと思います。想定質問を作成し、それに対する回答を作り、ナチュラルに英語で話せるようになるまで何度も練習しました。あまりやりすぎると機械的に聞こえるという人もいますが、ネイティブも何度も練習して望んでくるインタビューですから、練習し過ぎるぐらいが日本人にはちょうどいいと思います。
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◆職歴:電力
◆形態:社費
◆Why MBA?電力自由化を踏まえ、業界が変わりつつあり新たな知識が必要になるなどテクニカルな面での需要もいろいろあったが、一番は自分自身がCompetitiveな存在にならなければ結局何も変わらない!という強い決意があったため。大変な環境に身をおいて武者修行したいと思ったため。 
◆スケジュール
□2014年3月:プレゼンなどを経て社内選考合格。TOEFL905点。
□2014年4月:TOEFL初受験81点。アゴスに通い始める。
□2014年6-7月:GMAT受験対策を始めるも、なかなか手が回らず中途半端な状態で勉強を続ける。のちに、GMATはTOEFLより難易度が高いこと、一気呵成での勝負のほうが効率がよいことを知り、時間を大幅にロスする。
□2014年8月:TOEFL5回目99点。この後、11月まで90点から99点までの幅を彷徨うことになる。アゴスの授業については、GMAT以外あまり効果がないと感じ始める。
□2014年9月:2度のreschedule を経てGMAT初受験。「初受験でGMAT終える人もいるらしいよ」「あの試験は運の要素が大きいね」などの巷の噂を胸に抱きながら受験した結果、570点で撃沈。
□2014年10月:GMATに全てを費やし2度目の受験するも、スコアが大幅にダウン。大人になって本気で泣いた(家でこっそり)。泣いている余裕もないので、TOEFL, GMAT, Essay の悲愴三重奏をこなすことに。アゴスのカウンセラーとエッセイを作成。
□2014年11月:スラムダンクの安西先生の「諦めたらそこで試合終了ですよ」の言葉を胸に、再度勉強しGMAT3回目受験。640点。そこそこの点数に小躍りしながら帰路につく。同月末、TOEFL 101点。いろいろと実り始める。
□2014年12月:GMAT4回目。前回でコツを掴んだ感じがしたので、今回は絶対伸びる!と思いながら受けた結果、放送禁止レベルの低スコアを記録。TOEFL 106点獲得(出願スコア)Ohio Fisherに出願。1ヶ月後、Skypeでinterview となり合格。□2015年1月:GMAT5回目受験。最終的に650点を獲得し、まずまずの結果となる。Olin, Emory, Indiana, Darden, Texas McCombs に出願。□2015年2月:Darden 除く全校からinvitation もらうも、2校からWaitlist 1校不合格。
□2015年3月:Olin interview @東京。面接翌日合格通知をもらう。上記某大学のwaitlist 戦略に翻弄されるのに嫌気がさしたこともあり、olin進学を決断。
◆総括
苦しい受験期間でしたが、最終的に実りあるものになったのでよかったと思います。とにかく受験期間中はさまざまな情報が飛び交い、それに踊らされることになるので、メンタル的には厳しかったです。今になってわかるのは、TOEFL GMATともにテクニックの試験ではない、ということですね。テクニックで乗り切る人もいるかもしれませんが。実力があれば、多少難易度の変化があってもぐらつかない、安定したスコアレンジに収まるようにできているという意味で、両方ともいい試験なんだなあと思います。  TOEFLは最終的に106出ましたが(R28、L27、S26、W25)全部のセクションが揃うにはやはり例にもれず苦労しました。Rは単語(3800)と問題研究、Lはシャドーイング、暗唱などの体育会的トレーニングとスクリプト分析、Sはネタ作りと発音(大事)、Wはテンプレとタイピングの早さなどが鍵になると思います。 GMATについては、よくわかりませんがMathで非常に苦労しました。国立文系ですが、経済、商など数学をある程度大学でもやられている方でないと、あまりMathを侮るのは得策ではないようです。GMAT Official guide やPrep で49、50をコンスタントに取れているのに本番であまりに難しく、ひどい時は43くらいまで落ちました。気づいた時には手遅れでしたが、今となってはGMAT prepの追加問題集(オンライン購入)のHardをできるようになるまでしっかりやりこむべきだなと思いました。また、イージー問題を落とさないということもかなり大きい要素になるようです。   ビジットは都合上できなかったため他校との比較はできませんが、Olinはキャンパスが非常に美しく建物の綺麗です。ビジットの際はぜひお声がけください!在校生一同歓迎いたします。  
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◆職歴:化学
◆形態:社費
◆Why MBA?
□米国シェール革命の影響を受け、既存事業からの撤退・新規事業への進出が今まで以上にスピーディーに進んでいく中、自身がマネジメントの立場になった時のことを想定し、様々なバックグラウンドの学生が集う中でのinteractionを通じて自身の引き出しを増やしたかった。□20代最後の2年間で何か大きなチャレンジをしてみたかった。□今までの人生で形成された自身の価値観を見つめ直し、より懐の深い人間になりたかった。 
◆スケジュール
□2014年1月:社内選考への応募を決めTOEFLの勉強を開始。尚この時点でTOEIC790点。初めはOfficial Guideを読むことすら出来ない状態も、歯を食いしばり勉強開始。
□2014年3月:社内選考通過。
□2014年4月:TOEFL初受験64点。
□2014年5月:GWにAGOSでGMAT Verbal集中コースを受講。TOEFL2回目76点。John Coukeとカウンセリング契約を結ぶ。□2014年6月:TOEFL3回目69点。4回目83点。一応ここまで順調にスコアが伸びているため秋ごろには100点を超えれるだろうと大きな勘違いをする。
□2014年7月:GW以来GMATの勉強を再開。またResumeの作成に取り掛かる。AGOS夏祭りをはじめ、学校説明会に片っ端から参加。
□2014年8月:TOEFL85点。大きな上昇が見られず焦りだす。GMAT初回受験を検討するも、GMAT prepで500点を叩き出し受験を先延ばしする。エッセイネタ出し開始。
□2014年9月:いくら対策しても20点を超えないSpeakingを何とかするためE4TGへの通学を開始。GMAT初受験で530点を叩き出し記憶を失う。またTOEFLは85点より上がらずいよいよ追い込まれ始める。
□2014年10月:TOEFL、GMAT、Essayを同時並行で進め睡眠時間が5時間を切り出す。またこの頃から切羽詰ってきて電車の中でもシャドーイングをするようになり不審者となる。GMAT2回目580点。
□2014年11月:このままでは本当にまずいと思い、上司に依頼し9連休を取得しひたすらテスト対策をする。GMAT3回目570点。このままではどこにも受からない・・と悲壮感Maxになる。
□2014年12月:TOEFL12回目で94点、年末に受けたGMAT4回目で640点を取得し少しだけ安心する。年末年始は家にこもりひたすらApplicationを作成。
□2015年1月:Olin含む5校に出願。1校とSkypeでInterview。
□2015年2月:Olin含む4校にビジットしInterview。Olinと他1校より合格通知を受領。
□2015年3月:2校不合格。1校Waitlist。悩んだ末、月末にOlinへの進学を決める。 
◆総括
上記の通り、とにかくスコアメイクに苦しみました。GMATのVerbalは終盤何となくコツが分かり34点まで上がりましたが、MathとTOEFL全セクションについては幾ら勉強しても自分の中で確たるものが掴めず大いに苦労しました。反省点としては、TOEFLはやはり勉強開始が遅すぎたという点です。テクニックの部分もあると思いますが、やはり単語力・読解力・リスニング力といった基礎英語力が重要になってくるテストと思うので、TOEFL対策に固執せずとも極力早い段階で英語力向上に取り組むことが大事と思いました。またMathは大学受験で数学を使用しており、殆ど勉強せず初回で49点が取れたため油断したら最終的には44点まで下落してしまいました・・。GMAT高得点のためにはMathで49点以上はマストと思うので、簡単だからと言って決して油断せず継続しての対策が必要と感じました。 また、良かった点としてはテストスコアが全く揃っていない中ではあるものの、早い段階からエッセイのネタ出しを実施したことです。最終的なスコアは芳しくありませんが、合格を頂けたのは間違いなく自信を持ったエッセイに仕上げることができたからと認識しています。方法としては、まず自身の過去の行動を振り返りそれに全てWhyを問いかけ答えを模索していきました。この作業の結果過去の行動には共通した「判断基準」が存在しており、それに潜む自身の「コアバリュー」を理解できました。エッセイ執筆にあたっては、それらをもってWhy MBA? Why this school? に対して論理的な回答が出来たと思います。従い、テストスコアに気が向きがちですが、エッセイ準備の早期開始は受験を乗り切るうえで重要なファクターと思いました。 Olinについては、小規模で大都会に所在していない学校をターゲットとしていたこともあり自然と候補に挙がってきましたが、いざセントルイスに移り住んでみてその良さを改めて実感しております。まだMBA本科が始まっていない中ではありますが、大学職員はじめ街の人が本当に親切で(これは純ドメにとっては本当にありがたいです)、人生最後の学生生活をとても美しいキャンパスで日々過ごしているのは本当に幸せです。Olinに興味を持って頂いた受験生の方は、是非とも一度お越し頂き美しいキャンパスを見て頂きたいと思います。在校生一同、心よりご連絡をお待ちしております。  
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◆ 職歴: 金融
◆形態: 社費 
◆Why MBA?□ 会社のグローバル経営体制が整いつつある中で、グローバルな人材として活躍していくための知識とリーダーシップを養い、ネットワークを築きたいと思ったため。 
◆スケジュール
□ 2014年3月: 社費留学生になったと突然内辞を受ける。TOEFL勉強開始。
□ 2014年4月: TOEFL初受験61点。日本人カウンセラー(木下さん)と契約。
□ 2014年6月: TOEFL91点。GMAT/Mathをマスアカ、SCをY.E.S.で受講開始。
□ 2014年7月: AffinityでGMAT/CR受講開始。
□ 2014年9月: TOEFL99点。GMAT初受験450点。
□ 2014年11月: TOEFL再び99点。GMAT510点。
□ 2015年12月: GMAT610点(1回目出願スコア)。エッセイ作成を本格的に開始。ネイティブカウンセラー(Matthew)と契約。
□ 2015年1月: TOEFL100点(出願スコア)。GMAT570点。スペインと米国の6校に出願。インタビューレッスン開始。
□ 2015年2月: 6校ビジット。世界一周する。
□ 2015年3月:6校のうち 2校合格、1校ウェイトリスト入り。米国のOlinを含む4校に追加出願。
□ 2015年4月: GMAT660点(2回目出願スコア)。4校ビジット。Olinから面接の場で合格をもらう。校風や街が気に入りOlin進学を決断。 
◆総括
受験全体を通して、最後の最後まで本当に苦しい戦いでした。しかし、諦めないでやれば結果は出る、と自分に言い聞かせてやってきたことで、受験を乗り切ることができました。みなさんも最後まで自分を信じて頑張ってください。以下、私のTOEFLとGMATの勉強法などを簡単に紹介しておきます。 TOEFLについて、スコアが上がらない時期が長く続き、出願スコアの100点が出たのは年明けの1月というギリギリのタイミングでした。勉強方法ですが、RはWeb TOEFL、LとWはY.E.S.、SはE4TGで基本を学びました。さらにRは単語の暗記、英語本や雑誌の読書、Lはシャドーイング、CNN SNの聞き込みを毎日行い基礎力を伸ばしました。その後は過去問を集めひたすら問題を解き続ける毎日でした。とにかく自分の確立した勉強法を地道に継続することが重要だと実感しました。なおTOP20位のスクールに入るにはやはり100点は必要だと思います(当初99点で出願したスクールに100点の報告をしたところ、数時間以内にほぼすべての出願校から面接のインビテーションが来ました。) GMATについて、最後までTOEFLに追われたこともあり、5回目の受験で初めて600点後半が出ました。勉強法として、スケジュールに記載の通り複数の予備校で基本を学び、その後は毎日模擬テストを行いました。私はマンハッタン(6回分)とカプラン(5回分)のプラクティステスト(Webテスト)を使い、其々30回(6×5周)、10回(5×2周)テストを行いました。マンハッタンは解説が丁寧なので全セクションの考え方を再確認するのに非常に有益でした。またどちらも本番同様の環境で受けられるため、GMAT独特の採点方法や時間管理の感覚を体にしみこませることができました。GMATでは読解力の向上がすべてのセクションに通ずる攻略法ですので、上記に加えて、経済誌の中では難しいといわれるThe Economistを毎日1時間読み、知らない単語は覚えました。本番では、Mathは1問2分で全問回答し、VerbalはRCの後半2パッセージをランダムクリックする以外は全問回答することを心がけました。読解力の向上および本番形式での特訓がお勧めです。 最後にビジット&面接についてですが、可能であれば、面接はビジットをしてから行った方がよいと思います。ビジットをすることによって街を知り、人を知り、大学の文化を肌で感じることができます。これにより自分の大学へのフィット感を感じることができます。この体験は面接において大きなプラスになると思います。Olinの場合、他の出願校に比べて校風や街が気に入りフィット感を感じたため、予め用意していたWhy Olinのアイディアに、ビジットで体験した具体例を交えて話しました。これにより説得力のある話ができたと同時に、面接官に共感してもらえるような話もでき、会話のやり取りがスムーズになりました。結果的にですが、ビジットして自分がフィットすると感じた大学からは合格をもらえたと思います。