【Class of 2018】

 

職歴:金融(投資銀行・大企業営業)

形態:社費

Why MBA?

①これまでの業務経験(13年)を踏まえて、改めて体系立てて経営全般について学びたかったこと、②グローバル人材としてのキャリアアップのため、英語力の向上と共に、マネジメント・リーダーシップといったソフトスキルを向上させたかったこと。

スケジュール

20154月:社内選考合格。(TOEIC820点、海外業務経験なし)

20155月:Affinityにてカウンセリング受講、①TOEFLではなくIELTSで進めること(結果的に一度もTOEFLは受験したことはありません)、②GMAT準備をIELTSと並行してすぐに始めることを決断。アゴスでIELTSの模擬試験を受講、スコア5.5Affinityにて、英文法クラス受講、GMAT/CRクラス受講開始(~6月)、IELTS/Reading&Listeningクラス受講。

20156月:Affinityにて、GMAT/RCクラス受講開始(~7月)。

20157月:IELTS初回受験スコア6

20158月:IELTSスコア6Affinityにて、GMAT/SC web受講。Essay準備開始。

20159月:IELTSスコア6.5Affinityにて、飯島先生のGMAT少人数ゼミに参加(2回)。

201510月:GMAT初回受験660点。IELTSスコア6.5

201511月: IELTSスコア6.5Olin2ndラウンドで出願。Affinityにて、飯島先生とのGMAT個別レッスン開始(~12月)。

201512月: IELTSスコア7(最終出願スコア)。

20161月: GMAT4回目690点(最終出願スコア)。Olin interviewskype)→合格。

20162月: キャンパスビジットを実施。Olinの他2校にビジット。内1校から合格通知をいただくも、Olinへの進学を決断。

総括

仕事の負担は従来と変わらない中での受験生活であったため、時間の捻出にかなり苦労しましたが、信頼できるAffinityのスタッフ(飯島先生、佐取先生、内宮先生)と早期に出会たことが、純ドメであるにも関わらず、比較的順調にOlinの合格までたどり着けた最大の要因と思います。受験開始時の英語/算数の能力、タイムスケジュール、IELTSTOEFLの比較などから、①IELTS受験、②IELTS対策はListening:8Reading:2(WritingSpeakingは特段の対策はせず)で、ディクテーションによる学習を最重視、③GMATは、Verbal5月から対策開始/Mathはマスアカと直前にOGのみ、④レアジョブにて日々少しずつでも英語で話す(interview対策)という戦略をたて、結果的にこれがフィットしました。受験生それぞれおかれた状況や得意不得意があると思うので、信頼できる予備校やMBA卒業生などにカウンセリングしてもらい、自分にフィットする効率的なやり方を見つけることをお勧めします。

Olinには合格後のビジットとなりましたが、緑の多い街並み・綺麗なキャンパスに加えて、クラスへの参加により在校生の協調的な雰囲気を直接感じることができ、進学校決断に非常に有用でした。スコアメイクができるまではキャンパスビジットする余裕がない人も多い(自分もそうでした)と思いますが、大事な決断のためにも可能な限りビジットすることをお勧めします。

 

 

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職歴金融

形態社費  

Why MBA

①グローバルに活躍できる経営学の知識とリーダーシップを養うため。

comfort zoneから抜けるため

スケジュール

20154社費留学生の内辞を受ける。TOEFL、勉強開始。

20155カウンセラー(ROUND ONE)と契約。GMATAffinityで受講開始。

20156: TOEFL74点。以降TOEFLは毎月受験。

20158: TOEFL89点。

20159: ROUND ONEとエッセイを週一回2時間のペースで作成開始。

201510: GMAT初受験500点(スコアキャンセル)。

201511: TOEFL94点(出願スコア)。GMAT610点。

201512: GMAT640点(出願スコア)。エッセイ作成ピーク。

20161: 9校出願、GMAT670点(スコア差替)。1校とSkype面接。

20162: 1skype面接、1校東京にてAdmissionと面接。1校合格。

連続休暇を使い米国のOlinを含む4校にCampus visit & interview

20163: Olin含む3校から合格をもらう。2校不合格、1Waitlist

20164: Campus Visitした時のフィット感、校風が気に入りOlin入学を決断。

 

総括

4月に社費留学生の内辞が決まり、内示後も業務をこなしながら留学準備をすることになりましたので、短期決戦の中、時間の捻出・スコアメイクには非常に苦労しました。特にTOEFLは、スコアが上がるどころか下がることもままあり、精神的に相当追い込まれました。ただ自分を信じてやり続ければ必ず結果はついてくると何度も自分に言い聞かせることで、何とか受験を乗り越えることができました。

以下私の勉強方法などを簡単に紹介させて頂きます。TOEFLについてはListeningが一番の肝ですので、毎日地道にディクテーションやシャドーイングをすること、TED Talksなど新しい題材を聞くことを心がけがけました。WritingAGOSのテンプレートを使用して、いくつかパターンを用意しておけば、相応に点数はでます。SpeakingAGOS105点ゼミに参加、Matureに自分のペースでしゃべり続けられるように練習しました。また毎日しゃべる訓練をした方がいいので、私は会社に行く前にRare Jobで英語を話すことを日課にしました。

GMATMath4950点を確実にとれることが重要です。VerbalについてRCは最初の1題を解いて、それ以外はすべてランダムクリック、CR/SCは相応の正答率で全問解くという戦略をとりました。人によって戦略は全く異なってくると思いますので、まずはVerbalの各項目の一問当たりにかかる時間・正答率を確認してから、どういう戦略で解くかを決めるといいと思います。(私はAffinityで包括的に解答戦略を相談させてもらいました)

Campus Visitは、自分が行きたい・行けそうな学校については、必ずすることをお勧めします。私もCampus Visitすることで面接時にConfidenceを持って回答できましたし、なによりこれから二年間生活する場所を肌で感じ取れますので、Campus Visitはできるのであればした方がいいと思います。肌で感じるフィット感は学校を選択する上で非常に大きなファクターになります。事実、フィット感を感じた大学から凡そ合格をもらえたような気がします。

 

インタビュー対策は練習すればするだけ、上手くなると思います。ただ記憶したものを棒読みすることにならないように、考えながらしゃべる訓練をすることが大事だと思います。またインタビュー後に必ず聞かれる学校への質問は、学校への興味の表れとして重要視されますので、一般的な内容を聞くのではなく、できるだけ具体的に、ときに在校生から聞いた話などを織り交ぜながら質問するようにしてました。

 

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職歴:重工業(経理) 

形態:社費  

Why MBA? 

勤務先はM&Aや構造改革を進めているが、海外競合他社との差が大きいです。当社は国内顧客け(主に官需)向ビジネスで成長した会社で、海外戦略が課題です。私は、当社の海外戦略を担う一員になりたいと思いました。M&Aやファイナンスの知識だけでなく、多様な価値観を持った環境でリーダーシップを発揮できる能力を強化したいと思いMBA取得を決めました。加えて、仕事では出会えないタイプの人と交流を深めることで自分の幅を広げたいというのも理由です。

 

スケジュール 

20141月:MBA取得を目指して、大阪にあるイフ外語学院へ通い始める。TOEFL90点が中々超えられず苦悩する。

20151月下旬:社費留学生に選抜される。 同時期にGMATの勉強を開始

20155月:TOEFL 98点(R:26 L:26 S:22 W:24100点超えが近いと感じるも、結局、最高点となる。

20157月:Resume作成開始。カウンセラーはαアカデミーに依頼。

20158月:GMAT 初受験(560点)かなり焦る。Verbalの対策を強化

201510月:TOEFLの点が上がる見込みがなさそうなので、IELTSに切り替え。12月まで毎週のように受ける。

201511月:キャンパスビジット(3校) 空き時間や夜はひたすらGMATの勉強をする。GMAT受験(660) 出願スコア (内訳はV28 Q 50 AWA 5.0 IR:5) エッセイの作成を開始。

201512月:IELTS 7.5 → 出願スコア (内訳はR8.5 S7.5 W6.5 S7.5) 

201618校に出願。インタビュー対策開始

20161月~3月 各校のインタビューを受ける。(2校:面着 6校:Skype

20163月:Olinのインタビュー受験。5日後、合格通知受領

20164月:Olinへの進学を決断     

 

総括   

 

(1)  テスト関連

スコアメイクに苦労しました。特にTOEFLはコツが最後までつかめず苦労しました。最終的に、IELTSに切り替えて目標スコアを出すことができました。IELTSReading が日本の大学受験と問題形式が似ていたことやSpeakingが面着だったので、自分に合っていました。TOEFLで結果が出ない方は、IELTSに切り替えるものも一案だと思います。

GMATも苦労しました。問題集を何周もしたり、11月は毎日2回、Verbalの模擬試験を受けて試験当日に上がらないようにしました。点数がでなくてもあきらめずに毎日、学習し続けることが大事だと思います。TOEFLIELTSGMATで学んだ知識、テクニックは進学後も役立っています。

 

(2)  レジュメ・エッセイ・インタビュー

レジュメ・エッセイはカウンセラーとFacebookを通じてほぼ毎日やりとりしていました。最初は自分のビジョンが明確でなく、何を書いたらいいのかわからず、途方に暮れましたが、最終的に納得のいくものができました。レジュメ・エッセイとも自分の過去を振り返り、自分の将来のビジョンを明確にし、それをAdmissionにアピールする作業です。受験中はどうしてもスコア優先になりがちですが、レジュメ・エッセイの方が評価ポイントは高いと思うので、早めに着手することを強くおすすめします。時間をかけて納得のいくものを作り上げてください。

インタビューは2日に一回、外国人講師とSkypeで対策しました。毎授業後のFeedbackを参考に原稿を何度も校正し、          流ちょうに話せるようになるまで練習しました。声の強弱やスピードを意識して、機械的なしゃべりにならないように気をつけました。

(3)  その他

Olinは、小規模で留学生比率が高い学校なので志望度の高い学校でした。校舎がとてもきれいで、進学して本当によかったなと実感しています。セントルイスは、物価が他の大都市に比べると安く、地元の人はとても親切なので、住みやすい街です。治安を不安に思われる方がいると思いますが、治安が悪いのは一部の地域であり、大学および日本人が住んでいる地域は安全です。私が住んでいるところは徒歩圏内にスーパーが数軒あり、とても便利です。Olinに興味を持っていただいた方は是非、キャンパスビジットしていただきたいと思います。お待ちしています。

 

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職歴:金融(市場企画)

 

形態:社費

 

Why MBA? 

職歴の殆どが市場業務であるため、市場以外の金融他分野や金融以外のビジネスを学び、視野をさらに広げたかった。

海外駐在を通じて、グローバルプロジェクトの中でリーダーシップを発揮するための課題を認識したため。

 

スケジュール

 201412月下旬:社費留学生として選抜(TOEFL83点)。

 20151月~4月:アゴスのTOEFL対策講座に通う。しかし、8月まで点数が80点台のまま。

 20155月:GW中にアゴスのGMAT Verbal集中対策講座に通う。

 20158月上旬:ようやくTOEFL90点を超える。

 20158月下旬:GMAT初受験、680点(出願スコア)。

 20159月上旬:TOEFL102点(出願スコア) 

 201512月上旬:エッセイ作成を本格化。1月中旬までエッセイに集中。

 20163月:Olin面接。一週間後に合格通知を貰う。

 20164月:最終的にOlin進学を決定。  

 

総括   

【テスト】

TOEFLGMATはそれぞれ9月上旬、8月下旬に最終出願スコアをとっていましたが、両方とも12月まで受験し続けました(しかし、スコアアップにはつながらず)。今振り返ればテスト対策はそこそこにして1stラウンドに出願するべきでした。スコアだけで合否は決まらないとは言うものの、点数が高い方が確実に有利なので出願の判断が難しいところですが、時間を無駄にしないためにも、予め1stラウンド出願基準を作っておくことをお勧めします。

【エッセイ/インタビュー】

エッセイは作成スタイルが自分に合っているカウンセラーであれば、誰でもよいと思います(自分は出願締め切り直前になって、カウンセラーを変更しました)。

インタビュー対策はエッセイカウンセラーとのセッションや、有名カウンセラーが開催している個別学校対策を利用しました。それらの内容には満足しているのですが、個人的にはあまり結果には結びつきませんでした。練習はもちろん大切ですが、面接官との相性(ひいては学校との相性)によるところが大きいと感じました。余談ですが、自分はMBA受験でよく出てくる「フィット感」なるものをよく理解できずに苦労しました。しかし、Olinは面接が会話として楽しいと感じることが出来た唯一の学校でした。キャンパスビジットは行いませんでしたが、面接やジャパントリップで来日した学生との懇親会を通じて雰囲気の良さを感じ、最終的に合格を貰った際には「フィット感」というものがようやく理解できた気がします。

【最後に】

 

受験を通じて、テストスコアや受験結果で苦しく悔しい思いをするかもしれません。しかし、それらも含めて成長の過程だと思います。最終的にどうなろうとも、努力すれば自分にとってベストな結果が必ずついてくるものだと思います。頑張ってください!

 

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職歴:保険業界、スポーツ業界(営業、営業企画)

形態:私費

Why MBA? 

新卒以来、将来は海外で仕事をしたいという軸のもと、日本において外資系の企業や、自分のバックグラウンドであるスポーツビジネスに関する企業で仕事をしてきました。そしてMBAに進学することが、海外で自分自身が就きたい仕事をする可能性を高めると感じこの決断に至りました。また、約9年仕事をしたことで、自分自身がソルジャーとしてではなくコマンダーとして人をリードする立場に移行する良いきっかけになれば、そして多文化コミュニティに於いてイニシアチブを握れるかの良いテスト、またその改善の良い機会になればと考えています。

 

スケジュール

2010年秋:濱口塾のTOEFLコースを受講し始める。(TOEFL:70)

2011年秋:濱口塾のGMATコースを受講し始める。(TOEFL:78)

2012年4月:京都から東京の企業へ転職。勉強を継続(TOEFL:86)

2013年:TOEFLを継続的に受験、GMATを受験開始(TOEFL:86、GMAT:530)

2014年8月:GMAT:580。2014年出願時の点数。

2014年12月:TOEFL:94。2014年度出願時の点数。

2014年冬:濱口塾にエッセイを依頼し、5校に出願し、2校面接、1校ウェイトリスト。最終、すべて不合格。

2015年6月:会社を退社し、受験生となる。

2015年8月:TOEFL:101。GMAT:640。それぞれ結局、2015年出願時のスコアに。

2015年9月:エッセイの準備をMatthew-sanとスタート。

2015年10月:Olin含む3校へ出願。2校から面接。

2015年11月:Olinに合格、もう1校はウェイトリストに。

2016年1月:新たに5校出願。

2016年2月:10月出願しウェイトリストの学校が合格に。

2016年3月:1月出願した学校の4校から不合格、1校ウェイトリスト。

2016年3月:合格通知をもらっている学校へキャンパスビジットを実施。

2016年6月:1月出願したウェイトリストの学校から不合格を受け取り、Olinへの進学決定。

    

 

総括   

(1) テスト関連

全てにおいて、テストに苦しみました。

TOEFLにおいては、交換留学の経験もあり、なんとかなるだろうと思っていましたが、90点を越えるまでの基礎的な力をつけるだけの勉強時間を確保すること自体に苦しみ、そこに到達するまでに非常に時間を要しました。特に、Rで27点以上を出すためには、想像以上に単語量や読む量、試験慣れが必要でした。また、SやWに関して、試験を重ねれば試験慣れし点数が出ると考えていましたが、結局最後はテンプレートを駆使することとなり、その辺の判断や、英語を伸ばすというより、点数を伸ばすことへのフォーカスが足りなかったと感じました。

GMATも同様で、常に問題集を解くことに力を注いでいましたが、なぜか試験で点数が出ず、自分の中で確たる実感を得ずに問題を解く時間が相当長くありました。Mはマスアカの問題集や勉強会に参加することで、やっと50点前後が安定して出るようになったものの、結局、Vが最後まで確信なく問題を解いてしまう状況が続き、点数が上がりませんでした。

ものすごく長い時間をかけて、最終の点数まで至りましたが、その過程で得たことは、とにかく英語の能力を伸ばすためではなく、受験のために必要な点数を取ることにフォーカスするべきということ。効率良く点数を取るためにどういった勉強が良いのか、どの塾に行くのが良いのか、その辺りを徹底的に考えることをお勧めします。

 

(2) レジュメ・エッセイ・インタビュー

ある程度、将来的に何がしたいのかを明確に持っていたので、現状と、将来像を結んだ時に、足りない部分を補えるものがMBAには有る、というスタンスのエッセイを作成しました。その中で、三つほど大きなトピックを考え、それぞれのトピックに対して各学校における特徴、環境、文化などからマッチさせて、エッセイを作成しました。HPのみでは学校に対する情報収集に限界があるため、予め説明会等で卒業生に確認したり、また現役の方にスカイプでインタビューを行うことで、内容を補強するための情報収集に努めました。

インタビューは、エッセイの担当と同じ方に練習をお願いし、一通り基本的に質問に対する、自分の考えをまとめ、言葉にする作業をインタビュー前に毎回1回ないしは2回行っていました。その中で、自分自身が、質問で求められる回答以上の内容を話したり、また早口で抑揚がなく、何が一番言いたいのか明確にできていない点を指摘され、非常に参考になりました。

 

(3) その他

Olinは、授業のフレキシブルさ、ダウンタウンや地域の企業・コミュニティとの距離的・心理的近さ、興味のある分野の教授がいる事、また少人数という事で、自分自身が動けば、可能性が広がる学校という感覚を得ていました。合格後、キャンパスビジットをする事で、その点が確信に変わり、進学を決めました。

 

 

学校選択においては、色々な要因が絡みますが、学校に与えられたものを受容するだけなのか、自分自身が動いて何かをしたいのかで、求める環境も変わってくると思います。Olinには、自分自身で動けば周りが変わる環境、新たな境地を得られる環境があると思います。