病院

学校の保険に加入する学生が多いので、学校推薦の校内保健センター SHS を中心にまとめてあります。

SHS

渡米後しばらくは、日本では免疫のついていないウイルスには無防備ですので、風邪にかかりやすかったり 熱が出たりすることがあります。私の場合、扁桃腺が突然痛くなったと思ったら数日後に40度近い高熱が2日間位続くという目にあいました。「まずはSHS で診察を受けること」というオリエンテーションでの指示通りにSHSへ向かいましたが、「ウイルス感染(風邪も含む)で熱発している時には、水分を補給し て安静にしてウイルスを撃退するのを待つ」というのが米国流で、薬局で解熱薬(タイレノール)を買って飲むようにというのが処方でした。ただし、店頭で 売っている薬は確かに日本より強く、薬を飲むと数時間は一気に平熱まで下がっていました。なお、SHSの保険適用後の自己負担額として、1回の診察につ き$15かかりました。

日系医師 

石田医師
□ 6744 Clayton Road Apt 302 
□ (314)-645-6100 (緊急時: 石田医師の自宅 7466 York Clayton, (314)-721-8918)

もともと婦人科医ですがホームドクターも兼任してます。日本語で医療相談ができ、かつ、大学に近接して いるというメリットはあるのですが、「新宿は貯水池だった時代しか見たことがない」とおっしゃっていたことから察すると、かなりご高齢です。普段は大学などで教えておられますので、伺う際にはアポイントが必要です。問題は石田医師の秘書の方は英語対応のみですので、英語の苦手なご家族がご連絡される際には ご注意ください。各種日本の海外保険も使えます。

歯科

Francis J Kubik
□ 4625 Lindell Blvd, #400 
□ (314) 361-7700

初老の白人の先生ですが、ゆっくり分かりやすく説明してくれます。診察の結果、出国前に日本で治療した際の処置が下手だったため歯痛になっていたことが判明しました。歯科治療の技術はアメリカの方が上というのは本当のようです。

なお、大学で加入する保険では歯と目はオプションなので、心配な方は追加料金を払って加入しておいた方 が良いでしょう。受付時に、保険加入の有無を必ず聞かれます。私の場合は社費派遣なので、一旦自分で払った後に会社が自分宛にReimburseすると言って納得してもらいました。ちなみに、レントゲン撮影と簡単な診察だけで95ドルかかりました。

予備薬

常用薬のある人はもちろんですが、そうでない人も日本のかかりつけの医者で予備の薬をもらっておくこと をおすすめします。風邪薬、胃薬、解熱剤、痛み止めなどを錠剤でもらっておくと、2年間もつそうです。学校の保険では、Medicalで世界でも有名な Washington大学の病院も利用できます。